これでいいのだバンド
これでいいのか??
2020.12.24 VIDEO・BLOG更新しました
PROFILE
2018年9月、若年性認知症の当事者である猪鼻秀俊氏と、(一社)埼玉県作業療法士会の会員で構成されていた寄居音楽隊が出会い結成されたバンド。2018年9月23日、埼玉県庁前で開催されたRUN伴埼玉のゴールイベントでデビュー(当時のバンド名はイベント運営者が命名したオレンジキッズ)。
2018年12月、文京学院大学ふじみ野キャンパスにて作業療法学科の講義に猪鼻夫妻が講師として招かれた際にも同行し、学生、教員の前で演奏を披露した。その講義の中で、猪鼻秀俊氏の妻である猪鼻伸代氏が、タモリさんが赤塚不二夫さんへ送った弔辞を聞いて勇気をもらったと語った。”あなたの考えはすべての出来事、存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることです。それによって人間は、重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、また、時間は前後関係を断ち放たれて、その時、その場が異様に明るく感じられます。この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。すなわち、「これでいいのだ」と”
「病気になったからって無理をする必要はないんだなって、これでいいのだって素敵な言葉だなって、この言葉を聞いてすごく気持ちが楽になったんです」この講義に感銘を受けた作業療法士からの提案で、バンド名を「これでいいのだバンド」と改名した。
2019年10月現在、メンバーは21名。小学生、レクワーカー、若年性認知症支援コーディネーター、認知症の人と家族の会世話人、当事者、介護家族、作業療法士、その担当患者さんなど、様々な人間が、年齢、性別、職業、肩書、健康状態に関係なく、良い加減に、あるがまま、かつ真摯に音楽を楽しんでいる。2019年5月より、月1回の定期練習を開始。会場は国立障害者リハビリテーションセンター。(一社)埼玉県作業療法士会、(公社)認知症の人と家族の会埼玉支部公認。
<メンバーと主な担当楽器>
漆黒のボブ(エアギター)
浄天のジョニー(三線、ダンス)
戦慄のマーガレット(フルート)
麗しのキャサリン(キーボード)
反逆のニック(パーカッション)
奮迅のぺぺ(ギター)
陽炎のジェシカ(ボーカル)
妖艶のアマンダ(リコーダー)
断罪のベティー(リアルクラリネット)
煌めきのアリエル(クラリネット)
激情のサマンサ(フルート)
魅惑のサナサナ(ピコピコハンマー)
絶望のガトゥー(カフォン)
暴虐のレオナルド(発泡スチロール)
不滅のラスカル(ギター)
魔性のハイジ(辣腕マネージャー)
鉄壁のロバート(ベース)
怒涛のアンドリュー(ギター)
迅雷のイノッティー(オカリナ)
暁のメアリー(敏腕マネージャー)
煉獄のデーブ(剛腕マネージャー)